ワークシート集

ABAホームセラピーで使えるワークシート② 音声模倣

ワークシート集

今回は取り急ぎ一種類だけおいておきます。(後で書き加えるかもしれません)今回のワークシートは音声模倣で使えるワークシートです。

音声模倣 50音チェックシート



音声模倣を教える時に使えるチェックシートです。ポイントは50音に加えて濁音、半濁音、きゃきゅきょなどの擦れる音も入れてあります。その下に同音二音、母音の二音の一覧表も加えておきました。



これらをすべて練習しないといけないわけではありません。ただ、この表でこの組み合わせが苦手、とかこの組み合わせが得意というのが見えてきます。

このワークシートの特徴としては、UDフォントを使っているところ、それから濁音半濁音も入れてあるところ、あと二音も入っているところ、でしょうか。結構作るの面倒だと思うので、便利だなと思われた方は使ってみてください。

例えば、で使い方の一例をあげておきます。

大人の表出の後

  • 真似できず無音・無反応…× (ごめんね、×つけて…でも分かりやすくするためなの><。)
  • 真似できず、でも違う音が出た…- 
  • キレイにはまねできなかったけど近い音が出た…△
  • 大人の後に10秒以内に同じ音が出た…〇
  • 大人の後に3秒以内にキレイに真似できた。ほかの音と混ぜても間違わない!…◎
  • 先月、すでに◎だったもの…黄色の蛍光ペン



みたいに決まりを作ってチェックしていきます。一枚で一日だともったいないので色を変えて一週間くらいやるといいと思います。昨日練習しなかった音はどれだったっけ?と見返したり思い出したりしなくても、見れば一目瞭然ですしね。


音声模倣 50音チェックシート 文字大きめバージョン

追加で裏表の印刷になる文字が大きめのものも作りました。


音声模倣を行う際の注意点



音声模倣を行う際は、あ、い、う、え、お順にしないことが重要です。音声模倣で重要なのは、大人の音を聞いて、それと同じ音を出すという点です。あいうえお順に行うとお子さんはその順番を覚えてしまい、こちらが「あ」というと「い」と言ってしまうかもしれません。(「ごめんね」「いいよ」とか「ノッテてるかーい」「いえーい」みたいに。)なので行う時にはバラバラの順番に行ってください。

また、音声模倣はプロンプト出来ない課題の一つですので、最初から完璧を求めず、初めは甘めにOKにして強化していきましょう。

詳しい音声模倣の進め方はこちらに書いてあります。


またそれよりもさらに詳しく知りたいという方はつみきの会への入会をお勧めします。入会すると専用テキストの「つみきBOOK」を購入できそちらにさらに詳しく書いてありますので。

https://www.tsumiki.org/%E5%85%A5%E4%BC%9A%E6%96%B9%E6%B3%95

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