ABA(応用行動分析学)ってなに?
ABAは日本語で「応用行動分析」のことです。人やそのほかの生き物の行動のどうしてを観察して、分析して、増やしたり減らしたりに応用していく考え方の全体のことです。
『応用行動分析学』というABAの教科書(通称ホワイトブック)によれば
「応用行動分析学は、行動原理から導き出される戦術を、社会的に重要な行動を改善するために組織的に応用して、実験を通じて行動の改善に影響した変数を同定する科学である」p.36
…だそうです。
クーパー,ヘロン,ヒューワード.中野良顕訳『応用行動分析学』明石書店 2013
これだけで難しい…><
つまりは、「どうしてこの行動が続くのか」「なんで続かないのか」「なんでするのか、しないのか」を行動の原理に基づいて分析して、それらを元に「じゃあどう対応したらいいのか」という事を考えていく学問です。
スポーツ、ダイエット、経営、カウンセリング、教育・・・・それ以外にも多くの分野で活用されています。そして、自閉症をはじめ障害児の療育に高い効果を上げているのです。
ABAでは言葉が分からないお友達も、社会生活で必要なスキルを身につけることが出来ます。
社会的に問題のある行動や、辞めさせたいな…という行いを減らしていくこともできます。
それがABAです。
は?
そんなうまい話、こわ。
と思われるかもしれません。でも、一度話を聞いて、もっと話を聞いてみると。なるほど、と思われると思います。そして、自分の生活に取り入れていくと、これはいい方法♪と気づかれると思います。
宗教ではなく、眉唾ではなく、ABAは科学なんです。ですからエビデンス(科学的根拠)も出ていますし、決して怪しい手法ではありません。(怪しいところほど「怪しくない!」というらしいので、書かない方がいいのかもしれませんが、でもほんとに怪しくはないんです。)
え、どんな方法なの?スパルタで教えてんの?
と思われるかもしれません。でも、スパルタではないです。がむしゃらに教え込むのでもなく、やり方があるんです。
下の記事にさらに詳しく記載しておきました!ぜひご覧ください★